#43 温かい心

Oct. 5, 2009

先月、日本の友人がウガンダに行くというので
グルでいろいろ見てきてもらうことにした。
奨学金を出している生徒たちや友達のことなど。

今日、帰国した友人がうちに遊びにきてくれて
ウガンダのことをいろいろ話してくれた。
グルの友人たちが私は元気か、子供はどうだと気にかけてくれていたこと。
長かった内戦も終わり、復興にむかう町の様子など。

そして、ウガンダの友人からの贈り物を持ってきてくれた。

アフリカの布。
手作りのバッグ。
手作りのシャツ(息子用)。
手紙。

心のこもったものばかりだった。
手作りのバッグとシャツはアラーチという古い女友達が縫ってくれたもの。

初めてウガンダに行ったとき、私は恥ずかしいぐらい英語ができなかった。
そんな私にとても親切にしてくれたのがアラーチだった。
言葉が通じなくても私たちはいつも笑っていた。
料理をしながら、お茶を飲みながら、歩きながら。

なにがおかしいのか自分たちでもわからなかったけど
いつもなにかがおかしくて笑っていた。楽しい女友達だ。

アチョリ語しか話せないアラーチは、私が言葉をわかっていなくても
アチョリ語でいろいろなことを話してくれた。
おかげで私は少しずつアチョリ語が聞き取れるようになった。

そしてアラーチも少しずつ勉強して今は英語ができるようになったようだ。
初めて会ってからもう9年になる。
次に会ってふたりで話をするのが楽しみ。


アラーチが縫ってくれたバッグは、ボズトンバッグみたいな形で
ちゃんとファスナーもついていて、大きめのものだ。

「子どもがいると荷物が多いだろうから」と
マザーズバッグを作ってくれたらしい。しっかり裏地もついていてかなり丈夫。
なんでもぽんぽん入りそう。

日本で子育てしている私を想像しながら縫ってくれたアラーチを思うと
心がじんわりと温かくなった。

息子用のシャツは大きくてまだ着られない。たぶん10歳ぐらいのサイズ。
いつか、このシャツを着た息子と一緒にウガンダに行くのが楽しみだ。


今この瞬間にも、アラーチはあいかわらず笑いながら
料理をしたりお茶を飲んだり、町を歩いているのだろう。

いつも、友人たちの温かい心を思うと
ウガンダの空は決して遠くないような気がする。


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