#42 kot(雨)

Oct. 2, 2009

kot(コッツ)はアチョリ語で「雨」。

雨の日はとても気分が落ち着くから、私は雨がとても好きだ。
1日中部屋の中から雨を眺めているだけでも退屈じゃない(したことないけど)。
雨に濡れるのもきらいじゃない、というかかなり好きだ。

ウガンダ北部にはokotという名前の人がけっこういる。
雨の日に生まれたのだ。
okotは男性でakotは女性。

有名なokotに、Okot p'Bitekという人がいる。
彼は詩人にとどまらず、小説家、社会学者、フットボール選手、
神学者、俳優、ダンサーなど、いろんな肩書きを持っていたという。
うーん、いかにもアフリカの人らしい。

私は彼の詩が好きで、たまに彼の詩集を開く。


わたしの脚にくるぶしの鈴を ラチュクチュクの鳴り物を持ってきて わたしの脚に結んでください。 ナンガ弾きを呼んできて 弾かせてください。 歌わせてください。 あなたの前で踊らせてください、 私の愛する人よ。 あなたに示させてください。 あなたの家の豊かさを。 オチョル 私の夫、 牡牛の息子。 だれにも かぼちゃを引き抜かせてはいけません。

オコト・ビテック著 北村美都穂訳
『ラウィノの歌/オチョルの歌』2000年 新評論



雨の日、詩集とくれば欠かせないのはコーヒー。
今日飲んでいるのは高知の「はなればなれ珈琲」さんの
タンザニアのキリマンジャロの豆。
ここの豆は自家焙煎で、本当においしい。
オーガニック&フェアトレードです。
問い合わせはnobtskii@ezweb.ne.jp
鈴木さんまで。

数年前、キリマンジャロの麓の町に滞在したときに
地元の人たちがネスカフェのインスタントコーヒーを飲んでいて、驚いた。
「コーヒー豆は高いから」がその理由だった。

そのときから「フェアトレード」という言葉が気になり始めた。
おいしいものには対等なお金を払いたいなあと思う。


天気がいいと、つい動き回ってしまって忙しいから、
いろいろなことに思いを巡らせることができる雨の日が好きだ。

私もakot(雨の日に生まれた女の子)なのかもしれない。


jinja1464-21.jpg
ウガンダで雨あがりの夕方に見つけた不思議な植物。