何年前だろう。彼女に出会ったのは。
ナイロビのスワヒリ語学校で、彼女に出会った。
アフリカの太陽を浴びてこんがり日焼けして
とっても楽しそうにしていた。
アフリカが好きなんだと言わなくてもわかった。
初対面の私に、彼女が言ってくれたひとこと。
「ラム島がおすすめかなあ!」
そのひとことで、私はラム島に行くことを決めた。
ラム島は本当に素敵な島だった。
世界遺産の島、ラム
そこですごした時間は私の宝物のひとつ。
そのラム島をすすめてくれた彼女とは数年前に東京で再会し、
最近、ご近所であることが発覚した。
しかも、同い年の子どももいる!
先日、彼女の家に遊びに行った。
彼女のあいかわらずの眩しい笑顔を見ていると、ラム島の海を思い出した。
アフリカの縁は楽しい。
縁はどんどん広がって大きな輪になる。
今日は天気予報でいい天気だと言ってたので、
私ははりきって洗濯した。シーツも洗った。
・・・晴れませんね。
最近手がかかる息子。
息子のお昼寝中に、家事と仕事の原稿を済まさないといけない。
あ、息子の爪も切らなきゃ。私の爪も切りたいし。
いそがしいけと楽しい。楽しいけどいそがしい。
そんな毎日の中で、ラム島のあの独特の時間の流れを思い出すと
心がじんわりとあたたかくなる。
ラム島はそんな島です。島風に吹かれて飲むビールは最高。
今夜はビールでも飲もうかな。
ラム島を去る船からの景色